記事提供元:2019/10/21 10:56神戸新聞NEXT
惜しくも4強入りは逃したものの、快進撃で列島を沸かせたラグビー・ワールドカップ(W杯)の日本代表。その桜の戦士たちを率いたリーチ・マイケル主将の張りぼて作品が、神戸・新長田の大正筋商店街に登場した。アーケードにつるされた大作が、W杯の余韻に浸る買い物客らの目を引いている。11月12日まで。
同商店街が2017年から続ける企画の一環で、アニメのキャラクターや動物などをモチーフにした作品もある。今年は地元の団体や住民らが手掛けた5点のほか、張りぼて飾りで知られる東京・阿佐谷の七夕まつりからも作品を譲り受け、計23点を展示している。
リーチ主将の張りぼては、右腕にボールを抱えて走る姿を再現。左胸の桜のエンブレムなど細かい部分まで作り込まれている。大正筋商店街振興組合の今井嘉昭理事長(77)は「どれも完成度が高く華やか。写真を撮るなどして楽しんで」と呼び掛けている。(秋山亮太)