記事提供元:時事ドットコムニュース
兵庫県姫路市の西二階町商店街で、路上に畳を敷いて大宴会場にする「姫路畳座」が開催された。アーケードの下に畳225枚が並べられ、テーブル75卓を配置。800人を超える参加者が開放感を楽しみながらグラスを傾けた。
1961年に誕生した同商店街は、世界文化遺産の姫路城から約400メートルに位置する。畳座は、店舗と客の交流を目的に始められ、14回目の開催。参加費は1人2000円で、1000円分の飲食券が付く。
姫路レンコンシューマイ100円や6種刺し身盛合せ1000円など、手ごろな価格で販売。シャッターが下りた店の前で、午後7時から2時間にわたり、うたげが繰り広げられた。
運営に携わるNPO法人「姫路コンベンションサポート」の玉田恵美理事長は、「普段交流のない団体が席で隣り合い、膝を突き合わせてざっくばらんに話し合う場になっている。年に何回か開催していきたい」。