事務用の椅子で商店街を走り抜ける速さを競う大会「いすスーパースプリント」が11月3日、兵庫県佐用町佐用の町商工会東側の道路で開催される。出場チームを募る同会青年部は「見ての通りの真剣勝負。賞金もつくので、脚力や持久力に自信のある人はぜひ参加して」と呼び掛ける。
同町で毎秋恒例の「大収穫祭」のイベントの一つ。昨年までは綱引きを催していた。
内容はシンプルだ。背もたれとキャスターのついた事務椅子にお尻をしっかりつけて座った状態で、歩行者天国となる商店街内のコース(1周50メートル)を走り抜ける。4人1チーム(登録選手は6人まで)での出場となり、1人1周ずつのリレーで、速さを競う。
最大12チームが出場でき、トーナメント戦を予定。椅子は主催者が用意するが、「マイ椅子」の持ち込みも可能。ヘルメットや軍手の着用を義務付ける(貸し出し可能)。仮装しての参加も大歓迎で、優勝(賞金3万円)、準優勝(同2万円)、3位(同1万円)のほか、「仮装賞」もある。
申し込みは31日まで。応募多数の場合は抽選。同青年部TEL0790・82・2218
(勝浦美香)