兵庫県商店連合会、兵庫県商店連合会女性部、兵庫県商店街振興組合連合会
11月6日、兵庫県商店連合会、兵庫県商店連合会女性部、兵庫県商店街振興組合連合会3団体合同で和歌山方面に親睦を兼ねた視察研修を実施した。絶好の秋晴れのもと一行25名を乗せたバスは8時45分、集合場所の湊川神社前を出発、阪神高速湾岸線を通り、和歌山を目指した。
最初の訪問地は和歌山城、徳川御三家のひとつ紀州徳川藩の居城であり、国の史跡に指定されている。同城は別名、虎伏城といい、天守閣は三層で、昭和30年に再建されたもの。一行は、天守閣最上層からの和歌山市内や紀州灘の眺めを楽しんだ。同城では、おもてなし忍者が観光客を出迎え、登城の手伝いをするなどのサービスを提供するなど、誘客に工夫している。
次に一行は昼食場所の休暇村紀州加太を訪問、季節の料理を堪能したのち、ロビーから見える紀淡海峡の風景を楽しんだり、絶景温泉で日頃の疲れをいやしたり、各々くつろぎの時間を過ごした。
その後、醤油発祥の地である湯浅町を訪れ白壁の土蔵、格子戸や虫籠窓の家並みが連なる重要伝統的建造物群保存地区を地元ガイドの説明を受けて散策、醤油資料館や老舗の醤油醸造会社で昔ながらの醤油づくりについて知識を深めた。その後、一行は一路帰路につき、午後6時に神戸に無事帰着した。観光を基盤とした街づくりについて大いに参考となる視察研修となった。