記事提供元:神戸経済新聞
神戸・三宮センター街2丁目(神戸市中央区三宮町2)中央頭上に10月7日、「握手はできないけど 心はつながっているね」と書かれた大型タペストリーが掲出された。
新型コロナウイルスによる緊急事態宣言で経済的にも苦しい日々が続き、三宮の来街者数が激減していた5月15日。「街を訪れる皆さんも不安を抱えながら奮闘されていると思う。共感していただき、少しでも力になれば」と商業の街から商売人のメッセージ「私達は負けない」と洋画家・鴨居玲さんが描いたフェニックスの絵をデザインした大型タペストリーを掲出した。
大型タペストリーのサイズは幅3.5メートル×高さ4メートル。今回のデザインは「街に訪れた方が少し力を抜いてホッとできるように」と神戸ゆかりの洋画家・鴨居玲さんが描いた愛犬チータのデッサンと「おつかれさま」の文字をあしらった。
三宮センター街2丁目商店街振興組合・企画担当理事の藤井淳史さん(「毛利マーク」社長)は「緊急事態宣言直後は強いメッセージだったが、少しずつ対策ができるようになってきて人通りも戻ってきた。日々頑張っておられる街を訪れるすべての皆さんに癒やしの気持ちを持ってもらえるようなデザインとメッセージにした」と話す。