阪急伊丹駅西側の地域に展開される伊丹西台商店街ではマスクの配布と感染予防のバナー掲揚、チラシの配布の取組みをされています。

フォトスタジオ
また、周辺の商店街と共通のイベント告知がマスクケースになっているものを配られています。
歳末に向けて福引きなどができない分、応募スタイルにされ、各店舗から提供された景品が当たる様にされています。それぞれの店舗の情報が盛り込まれた冊子を作成し、独自色のあるラインナップを揃えておられ、販促の一旦も担っているようです。さすがですね。
こちらの商店街は以前に、電通の若手社員の研鑽の場としてポスター展をされるなど、商店街の可能性を広げるべく、柔軟な取組みをされておられ、各店主さんがそういったイベントに協力的でいらっしゃるようです。
コロナ禍を受けてフォトスタジオさんでは、地元の学生さんたちの卒業記念写真を、無料で撮影されていたそうです。卒業式が出来なかった子供達は大喜びのようで、その取り組みは新聞にも取り上げられ、さらに申し込みされる方が増えていかれたそうです。コロナ禍にあって、またスマートフォンなどデジタルカメラの性能が上がり、誰でもが簡単に写真を扱うようになっても、こういったプロフェッショナルの需要の掘り起こしは、成功すると感じました。
店頭では写真愛好家による写真展も行われていて、誰でもが気軽に楽しむことだできるようになっています。馴染みがないと、なかなか近付くことのない商店街を、気軽に まずは楽しんでいただくことから始め、何より店主さん達 自らが楽しんでいる商店街です。