龍野川西商店会はJR姫新線本竜野駅の西、揖保川を越えたところに、龍野城の城下町の風情を活かした街並みを形成する商店で構成された商店会です。
こちらでの感染予防の取組みは、この地で終焉を迎えたとされる野見宿禰をキャラクターとした感染予防の啓発提灯を作成し、会員のお店に吊るしていただき、啓発チラシも活用することで、街全体での対策を認知していただこうという取組みです。
また観光客がテイクアウトのお店をご利用の際や、待ち歩きの休憩の際にご利用いただくために、古材を利用したベンチを制作し設置することで、密にならずに街を楽しめる取組みもされています。
落ち着いた雰囲気ゆえか、訪ねて来られる観光客数に変化を感じることはないそうですが、飲食店には辛抱を求められています。
近年、地元の不動産屋さんの働きかけにより、街のイメージを統一させることに成功し、若者による個性的で本物志向の新規出店が実現しており、街が活気づいております。
昔から続くお祭りも例年では賑わいを取り戻しつつあり、今年度は密になることを避ける意味もあり中止を余儀なくされましたが、その分スタンプラリーやクーポンの配布などで分散しながら賑わう方法を探っておられます。
現在80軒ほどのお店で構成されていますが、街に統一感があるためお店以外も趣を感じるので、観光地でありつつ生活の息吹も感じられます。