元町6丁目商店街
元町6丁目商店街はJR神戸駅、高速神戸鉄道 西元町駅にほど近い、まさに西の玄関口に位置します。三宮地区に市役所が移転するまでは、繁華街といえばこちら。今でも当時の風情が楽しめる場所です。
こちらでも神戸元町商店街連合会と連携して、ベンチの設置と感染防止の啓発横断幕の設置を行っております。ですが、こちらは一味違う。
オープンカフェにも使われているベンチは兵庫県産の木材を使用した特注品で 使い心地のよさそうなものが用意されています。
そして、あちこちから取材が絶えないのが、りんごの自動販売機。
かなり好評とのことで、皮のむいてあるリンゴが個包装になっていて、それらを数個パッケージされたものが丁寧に降りてくる感じです。人の手を介さない販売方法ですので話題性もあって、感染防止対策に有効な取組です。
こちらの商店街ではイベントなどを開催されることが多く、コロナ禍においてもいくつかのイベントは開催されました。人だまりを作ることなく商店街を歩きながらのイベントですので、「3密」を避けた取組となっています。
こういったイベントをきっかけとしての空店舗の解消に成功してきたという経緯もあり、今後も安全に開催される方法をとられると思われます。
商店街を廃れさせない賑わいを取り戻す積極的防衛策で、独自のアイデアを実現される手腕は、遠方からも視察に訪れるほど。様々な商店街にとって参考になるスキームとなり得ると思われます。